香櫨園駅に行きますと、みぎひだり反対の香櫨園の看板があります。
この看板の下に説明書きがありました。
これをそのまま読ませていただきますと、
「香櫨園」は明治40年に大阪の商人、香野蔵治と櫨山慶次郎氏によって開設された遊園地の名称で、二人の姓を一字ずつ取って名づけられました。香櫨園駅は同年に開業し、遊園地は大正2年に廃園となりましたが、当駅は現在もその名を残しています。
旧駅舎は、第二次世界大戦の空襲を免れ、平成5年まで86年間、明治の面影を残していました。
とのことです。
香と櫨と園がそれぞれ意味があったとは・・・。
ちょっとした驚きがありましたが、頭文字を使うなんて、
「シャ乱Qみたい・・・」
と思ってしまいました。
でも、旧駅舎の看板や、旧駅舎の写真を見ていると、感慨深いものがあり、胸が熱くなってきます。昔を懐かしむようになるということは、歳をとってきた証拠なのでしょうか(^^;)
遊園地と言っても、いまのテーマパークみたいなものではなく、芦屋の古い写真で見たことがありますが、ちょっとした遊具があって、遊べるような、ただの公園みたいなものでしょう。
それでもその時代では、遊園地というくらいの娯楽だったのでしょうから、当時はにぎやかだったのでしょう。それもまた感慨深いものです。明治と言えば私の父方の祖父が明治生まれでしたから、おじいさんが小さいころに遊んでいたイメージなんでしょうね。
夙川を眺めていますと、ちょうど下りる階段があったので、川のせせらぎを間近で見たい!という好奇心があおられてしまい、ちょっと階段を下りてみました(^^)
写真だけでは臨場感が伝わらないので、youtubeにアップしておきます。
香櫨園駅がとても好きになりました。