一昨日に、自宅のパソコンが壊れてしまいました。何もさわっていないのに、突然電源が入り、エラー画面が出ていたのです。再起動すると、途中で止まってしまいます。
「たぶん電源がイカれてるな」
と思ったので、そのうち補修しようと思っていたのですが、今月は確定申告の締め切りがあるので、「家に帰ってからもパソコンを使いたい」と思ったので、やっぱりすぐに修理することにしました。
「何にもしてへんのに、突然電源がつくねん」
と、嫁と夜に会話していたのを、小学生の次男が聞いていたのでしょう、先に寝室へ行って寝床につくのですが、寝床につくや否や、戻ってきて、
「怖い」
と半べそかくのです。どうやら、ポルターガイスト現象を想像して、怖くなったみたいです。
「これはなおしてやらねば」
という思いもあって、昨日の休日に思いたったわけでございます。
まずは部品を仕入れないといけないので、嫁さんと長男と3人でパソコン工房に行き(というよりついてきてもらった)、一番リーズナブルな電源を買いました。それでも電源だけで4000円少々の出費です。
購入したのはこれです。そして自宅に帰って早速パソコンのふたを開けると、予想どおりでしたが、ほこり・ちりまみれ。ふたを開ける前に、あらかじめ掃除機を準備していたので、とりあえずは全体的にすぐにとれるほこりを吸いこんで、電源を外す作業に取り掛かりました。
パソコンの作りは意外と単純で、電源はドライバーでねじを4つ外すだけでとれてしまいます。とった電源がコチラ。
下に引いてある鉄板みたいなのは、パソコンのふたです。サイドのところがスライドして開く形なのです。
パソコンは常にCPU(「インテル入ってる」のやつ)を冷やさないといけないので、パソコンの内部をファン(換気扇)で換気し、さらにCPUをファンで冷やしています。そのプロペラはほこりも集めてしまうので、こんな風にほこりまみれになります。
定期的に掃除すればいいのだと思いますが、ハッキリいってめんどくさいので、多分そんな几帳面な方はあまりおられないでしょう。
プロペラの下のギザギザしたアルミ?のところが風で冷やされて、CPUを冷ます仕組みです。
「こんなにほこりまみれでは冷えないのでは?!」
と思ったので、急遽CPUクーラー(と呼びます)を掃除することにしました。つまようじをキッチンからとってきて、丁寧にほこりをとっていきます。その作業を動画でとってみました。
きれいにお掃除した後に再度組み立てなおして完成したのがこの状態。
あ、でもファンの右のほうに穴がありますが、電源のパーツはまだつけていません。配線をきちんと元に戻して、電源をつけ終えたのがコチラ。
ちなみに電源のパーツを買ってきたときの写真はこんな感じです。
電源にも扇風機がついていて、常に冷やすようになっています。
最後にふたをして完成!
修理済みのパソコンを机に戻して、電源をオン!(この瞬間はちょっと緊張します)
「おおー静か」
パソコンはあっという間に型が古くなるので、前に使っていた電源よりもかなり進化しており、音もものすごく静かになりました。そして、なんとなくパソコン君の機嫌もよくなったような・・・(^▽^)
これでまたしばらく頑張ってくれそうです。
言い忘れていましたが、このパソコンは約5年位前に自作で組み立てたものです。通常の市販のパソコンはちょっとふたを開けにくいものもあります。自作はそういう意味ではメンテナンスが簡単です。
男性で昔、プラモを作るのが好きだった方などはきっと意外と簡単に作れますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。はじめは作り方がわからないと思いますが、パソコン工房とかソフマップにおられる、パソコン好きのマニア系の方は、「話下手だが親切な人」がとても多いので、「作り方教えて!」って頼んだりすると、結構丁寧に教えてくれたりします。10数年前に初めて自作したときは、パソコン工房で購入してその場で、「初めてなんでここで組み立てさせて」とお願いしたら、いろいろ丁寧に教えてくれながら組み立てられたのを覚えています。部品の選び方も教えてくれました。
ご興味のある方は是非!以外に安く作れたりしますよ。