安土城址へ行く。約15年ぶり!

きくまるブログ

昨日、お仕事で滋賀県に行きましたので、午前中に仕事を終えて、お昼からは少し足を伸ばして、JR安土駅まで行き、織田信長の安土城まで行ってきましたので、レポートさせていただくことにします!

まずは安土駅で下車

これは大津駅の写真ですが、大津駅で仕事をしていたのでした。そこから、

安土駅まで向かいましたが、電車に乗って30分強かかります。もっと閑散とした車内かと思っていましたが、意外と多く、しばらくは座らずに立っていました。

改札を降りると、左側(南出口)に「信長の館」の案内があったので、南側に出ました。

さっそく織田信長ののぼりがゆらゆらと揺れています!さすが安土!

観光案内図を見ました。でもよく見ますと、安土城址へ行くには、北出口だったようです(-_-;)

すぐに踵を返して、北出口へ向かいます。

北出口のところでは、自動音声で「ここにトイレがあります」としゃべっていたので、これは私に「トイレは前もって行っておきなさい」と言っているように聞こえましたので、いちおう言われたとおりにトイレに行っておきました。

レンタサイクルで自転車を借りる

駅の北側へ出ると、ハデな看板でこんなお店があります。レンタサイクルショップですね。このお店ともう一つレンタサイクルショップがありまして「どっちに行くべきか」と悩みましたが、私の決め手は「コインロッカー」でした。もう一つのお店はコインロッカーではなく「手荷物預かり」だったので、なんとなくコインロッカーの法が良いかなと思ってこちらのお店にしました。

お店に入ると、事務所らしき部屋があり、「御用の方はインターホンを押してください」とあります。そして奥をよく見ると、店員さんらしきおじいちゃんが椅子に座って、Zzzzzzz・・・寝ております(・_・;)

インターホンを押しましたが、音には一切気づかず、全然起きてくれません。

そこでドアを開けて「すみませーん」と言ってみました。

しかし、それでも起きません(・_・;)

仕方がないので、おじいちゃんのヒザをユッサユッサと揺さぶりますと、ようやく起きてくれました。

きくまる「自転車を借りたいんです」

おじいちゃん「おおー」

ってな感じです。

きくまる「安土城に行きたいんですけど、どのくらいで行って帰ってこれますか?」

おじいちゃん「2時間で500円やで」

と全く会話が噛み合わないのですが、これも旅の楽しみの一つか・・・と納得しつつ、もう一度質問。

きくまる「安土城にはどうやって行くんですか?」

と聞きますと、今度は蛍光ペンを片手に、案内図にマークをしながら「こっちに行ったらあかん、こっちに行くんや」と丁寧に教えてくれました。

行き方のレクチャーを受け、コインロッカーを探すと、入口付近にボロボロのコインロッカーが置いてありました。ロッカーも6個だけです。サビサビですが、一応300円で借ります。500円玉しかなかったので、おじいちゃんに100円玉に両替してもらいましたが、その後2時間500円の代金を1000円札で払ったので、この両替の作業は全く無駄に終わったのですが、おじいちゃんは全く気にも留めてなかったようです。私は一人ツッコミを心のなかでしておりました。

と、そんなやり取りがありまして、無事に自転車をレンタルできました。

チャリンコはこちら。空気もしっかり入っており、しかも6段変速つき。おじいちゃんはやたらと変速がついていることをアピールしていました。

しばらく走ってから気がついたのですが、かごの前方に何やら貼ってあります。

なんと、織田信長公の似顔絵が。これって観光客丸出し、結構恥ずかしいです。すれ違う人に「わたし観光客ですねん」と無言のアピールをしているようなものです。でも勝手に外すわけには行かないので、「旅の恥はかき捨て」作戦を実行することにしました。

安土城址までの町並み

不動産屋であるからには、町並みには興味がとてもあるのであります。この道路は果たして公道なのか、幅員はどれくらいあるのか、などと想像しながらチャリを漕いでいきます。

おじいちゃんにココを曲がるように言われました。

こんな町並みをチャリで走りますが、この日は風がきつく、向かい風でスピードが出ません。

曲がる場所を間違えないようにおじいちゃんに言われたところです。

いよいよ安土城址に到着

安土城址に到着しましたが、最後の百々橋という橋を渡ってから、「右か左か」迷って、スマホのグーグルマップで確かめないといけませんでした。おじいちゃんにもらった案内図の最後はちょっとわかりにくかったです。

自転車置場もあるとおじいちゃんに聞いていましたが、探さないと見つかりませんでした。

こちらが安土城の入口でございます。

この山のてっぺんが安土城の天守があった場所です。若干興奮しつつ、入口に向かいます。

受付です。ちなみに中に入るには700円必要です。

博物館などに入るときの料金は、果たして、安いのか高いのか、といつもはそんなことを考えるのですが、今回はなぜか全くそんなことを思うこともありませんでした。実際、今こうやってブログを書いていて、「そう言えば・・・」という感じなので、安土城に入るのに夢中だったのだと思います。

受付のおばちゃんが「スーツで登るの?!」という発言をされたので、「えっ!無理ですか?!」と聞き返しますと、「いや無理じゃないけど、暑いで」と言われますので、「えっ、じゃあ、上着を預けたほうがいいですか?」と更に聞きますと、「いや、ほんまにそのほうがいいかも知れんで」と言われましたので、財布だけ抜き出して、上着を預かってもらうことにしました。なかなか気の利いた優しいおばちゃんでした。

いざ!

目の前にそびえる階段を登っていきます。

上がり始めていきなり、前田利家邸跡。「加賀百万石の前田利家が上がってすぐのこの位置なのか」ともの思いにふけりながら足を進めます。

こちらが羽柴秀吉邸跡です。前田邸よりも上の方ではありますが、それでも天守まではまだまだ距離があります。

この曲がりくねったところを「七曲り坂」と呼ぶそうです。

どんどん上がっていきます。

織田信忠邸跡です。

まだまだ登っていきます。

すみません。これはなんの場所か忘れました。

「信長廟」というところで、秀吉が、信長の菩提を弔うために建立したものだそうです。

そしてとうとう天守閣址へ!

この階段を登りきれば天守閣址です!

これが天守閣址。この石が基礎の部分だったのだと思います。

説明板。

のぼりきったところから見える、この琵琶湖の壮大な眺め。信長公はこの場所で何を思ったのだろう。

のぼりきらないとこの景色は見えないと思います。まさに絶景です。写真では伝わらないと思いますので、ぜひ足を運んでください。

信長公と同じ場所に立つことができました。私にも野望がありますが、信長公の野望とはレベルが違いすぎることがこの場所で実感しました。「もっと大きな夢をもつべし」そんな気持ちになりますね。

琵琶湖と反対側も絶景です。

城をおりていく

私はスーツを預けていたので、もとの入口の方向におりていきましたが、三重塔がある方向に降りていくことができます。

今思えば、三重塔を見ず、入口へ下りましたが、遠回りしてでも三重塔経由で城をおりていくべきでした。まあでも、また再度行かせていただいて、さらなるモチベーションアップをさせていただこうと思います。

いざ、信長の館へ!

スマホのグーグルマップ片手に、レンタサイクルでどんどん走っていきます。

おおっ!見えてきました!あれがきっと信長の館!

たしかこの六角形は、安土城の天守をイメージしていたように思います。約15年ほど前に、信長の館に入ったときに、中にある天守の再現したものを見た覚えがあります。

また15年前に、たしか湯呑みを購入しました。お湯を入れると「人間五十年・・・」という文字が浮かび上がるという、なんとすばらしい湯呑み!以前勤めていた会社をやめたときに、誰かに引き継いでしまったのか、忘れてきたのか、それさえも忘れてしまいましたが、自分のモチベーションアップのためにも、今回は買って帰ろう!と意気込んで行きました。

ところが・・・

(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)

休館日・・・

休館日・・・

休館日・・・

私のガッカリを想像していただけますでしょうか(T_T)

湯呑みに熱いお茶を入れて会社で一人ニヤニヤしながら飲んでいるのを想像していたのに!!

休館日・・・

すぐに嫁にLINEで報告しました。

「今度また行こうな」

一人できたからバチが当たったのかもしれません。今度は嫁と二人か、家族みんなで来ることにします。

うなだれて駅へ帰る

ガッカリ、どんよりした気分で駅に向かいます。

行きしなは、この距離がどれだけ短く感じたか・・・。帰りの道のりはものすごく遠く感じました。

農道を通って帰りながら、遠くからみた安土城です。本当にすばらしいです。

最後に

人間五十年 下天のうちをくらぶれば 夢幻のごとくなり 一度生を受け 滅せぬもののあるべきか

ちょっとした一人旅、いろいろとありましたが、とても満足できる楽しい旅路でした。

その時代を必死に生き抜いた織田信長を見習って、私も仕事を一生懸命頑張ろうと思います。

自分のモチベーションアップのためにも「安土城址」ぜひ訪れてください!

そして行く前に予習をすることをオススメします!安土城の天守閣までの道のりにいろいろとスポットがあるので、前もって勉強しておくと、きっともっと面白いと思います。次回私がいくときには、もっと勉強してから行こうと思いました。

ちなみに、デアゴスティーニの「日本の城 安土城」のバックナンバーをすぐに注文しました(^o^)

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